iPhoneアプリとAndroidアプリのクロスプラットフォーム開発ができる2Dゲームフレームワークの「cocos2d-x」の勉強を始めてみたんですが、開発環境の構築に手こずったので備忘録としてメモを残しておきます。
開発環境
MacBookAir 11-inch, Mid 2012
OS: OS X 10.8.4(Mountain Lion)
問題事象
iPhoneアプリはObjective-C、AndroidアプリはJavaでの開発が基本なんですが、cocos2d-xはC++で開発します。だからこそ両方の環境へのクロスプラットフォーム開発が可能なわけです。
そして、iPhoneアプリの開発環境と言えばXcode、Androidの開発環境といえばEclipseがこれまた基本なんですが、Eclipseは元々はJavaの統合開発環境のため、標準ではC++に対応していません。
そこで、C++へ対応させてみました。
(最近はAndroidの開発環境構築も簡単になってEclipseとAndroidSDKをオールインワンでインストールできて、そちらだとC++の環境もデフォルトで入っているらしいです。なので以下の手順はEclipseを単体で入れた人、または結構前にAndroidの開発環境構築を行った人が対象になります。)
解決手順
[Help]>[Install New Software…]を選択。
[Work with:]で「Juno – http://download.eclipse.org/releases/juno」を選択。(使用しているEclipseのバージョンによって微妙に異なりますが、要は「http://download.eclipse.org/…」を選べば問題ありません。)
[Programming Languages]>[C/C++ Development Tools]を選択。
使うかわかりませんが念のため[C/C++ Development Tools SDK]もインストールしておきます。
インストール完了後、Eclipseを起動すればCDT(C/C++ Development Toos)の環境構築は完了です。
あとはCocos2d-xの開発環境のために「cocos2d-xのライブラリ」と「Android NDK」の設定ですが、それはまた別の機会に。。。
cocos2d-xによるiPhone/Androidアプリプログラミングガイド 清水 友晶 マイナビ |
Cocos2d‐x開発のレシピ―iOS/Android対応 松浦 晃洋,齊藤 建二,古木 映治 秀和システム |